「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

新加入の坂圭祐が本日から合流。「一番のミッションは残留させることです」【所信表明】(24.7.2)

オフ明けの2日、今週のトレーニングの始動から新加入の坂圭祐がチームに合流し、さっそく2部練習に励んだ。坂は登録が済めば24節岡山戦から出場が可能となる。2日の練習後に話を聞いた。

 

▼慣れて信頼関係を

――今日から合流して午前中は2時間たっぷり練習しました。どういう感触ですか?

「ガンバの練習とは異なる負荷がかかった感じはあるし、めっちゃきつかったです。午後練はいらないです、十分です(笑)。いや嘘です、やります」

――小林伸二監督が来られてから、選手たちは「試合よりも練習がきつい」と言っていて、それが試合にプラスに出ている状況かなと思います。

「話は事前に聞いていました。慣れることも必要だと思っています。それまでケガしないように気をつけながら、やることはしっかりやろうと思っています。チームメイトの信頼を得ることが一番だと思うので、いい関係を作れるようにやっていきたいです」

――負荷の高さはかつて在籍した湘南に匹敵するのか、思い出すような感覚もありますか?

「まあそうですね。印象としては、みんながいいポジションを取っていればそんなに動かなくてもいいんですけど、取れていないから余分に動かないといけない側面はあるのだと思います。ただ、それを動いてカバーできるのが栃木の良さだと思うので、そこはもう一回思い出すところです。そこがきつかったと感じたし、逆に、きつくていいのかなと思っています」

――運動量で補う方向性ですね。

「はい。そこも含めて、慣れていくことだと思います」

――去年まで大分にいて、今年はガンバ大阪に加入しましたが、ケガもあったと聞いています。ルヴァン杯には出場していますが、ガンバに入ってからの時間と完全移籍で栃木に入る決断の経緯はどういうものでしたか?

「大分を契約満了になったとき、まさかガンバからオファーをもらえるとは思っていませんでした。もう一回勝負したいという思いもあり、ガンバに入りましたが、自分の実力不足もあって、全然試合に絡むことすらできませんでした。年齢的な部分も考えて、自分としてはもう一回、試合に出てサッカーを楽しみたいという思いが強かったんです。家族や親戚や周りで応援してもらっている人たちにプレーしている姿を見てもらいたいなと。すごくサポートしてもらっている分、見てもらいたいなという思いがあって、決断しました」

――栃木からオファーをもらったときはすぐに決めたのですか?

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