「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

強度不足を放置している以上、前に進めない。【J2第15節 徳島ヴォルティス戦 レビュー】(24.5.13)

2024明治安田生命J2リーグ第15節

2024年5月12日14時キックオフ 鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム

入場者数 3,880

徳島ヴォルティス 1-0 栃木SC

(前半1-0、後半0-0)

得点者:41分 杉本太郎(徳島)

気温 19.1℃
湿度 79%
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 1 川田 修平
DF 33 ラファエル
DF 2 平松 航
DF 17 藤谷 匠
MF 24 神戸 康輔
MF 7 石田 凌太郎
MF 42 南野 遥海
MF 15 奥田 晃也
MF 6 大森 渚生
FW 29 矢野 貴章
FW 9 イスマイラ
控えメンバー
GK 27 丹野 研太
DF 5 大谷 尚輝
MF 10 森 俊貴
MF 22 青島 太一
MF 41 朴 勇志
FW 32 宮崎 鴻
FW 38 小堀 空

46分 藤谷→大谷
58分 大森→森
58分 矢野→宮崎
75分 神戸→青島
84分 南野→小堀

 

▼慎重に入った前半の終わり際に失点

前節藤枝戦(●0-1)と同じように、時間の経過とともに、中盤の強度不足という課題を露呈した。そこが不足すると、どんな戦いをしようとも分が悪い。この試合も分が悪かった。

 

大枠では、守備は引き続き堅調だと感じる。

今節は相手のシステム3-4-1-2にマッチアップさせるように、中盤が逆三角形になる3-1-4-2のアンカー型に変えていた。機動性のある相手のダブルボランチにこちらのインサイドハーフをつけてケアすることに力点を置いたようだった。

「力のある相手なので前から行って背後のスペースを空けることは危険な部分もあり、自分たちのバランスを保つ意味でいい距離感で守備をするという感じで入った」(田中誠監督)

徳島は序盤からボールを動かしながら栃木の3CBの脇の藤谷やラファエルを前へ引っ張り出し、その背後にできたスペースにトップ下やFWが走り込んで受ける、という基本的な栃木攻略法を実践していたが、これに対する栃木の守備は堅調だった。

栃木の中盤は逆三角形ではあったが、3CBの脇の選手が前へ釣り出されたときのスペースには奥田らが滑り落ちるように埋め、そこに供給されるボールをCBと挟み込んで回収できているシーンが17分過ぎにある。アンカーではなく、ダブルボランチベースの今の栃木の守備の堅調さが出ているシーンだ。奥田の意識はあくまでインサイドハーフ兼ボランチだっただろう。

 

守備は堅調ではあったが、ただし、失点シーンは際の緩さとミスが重なったものによる。

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