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「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

田中誠監督「ハードワークして、球際にも行く。その上で、自分たちの特徴をもっとはっきりと出していかないといけない」【J2第15節 徳島ヴォルティス戦 直前コメント】(24.5.11)

12日にアウェイで戦う徳島ヴォルティス戦に向けて、田中誠監督が取材に応じた。

 

▼課題を払拭し、連敗ストップを

――前節藤枝戦(●0-1)の試合後会見で田中監督は「これくらいでいいだろうというのが見える」という表現をされていました。それは攻守ともに見えるのだと思いますが、去年もそういうフレーズは選手たちから出てきていて、たとえば、矢野選手なども「これくらいでいいだろうでは栃木は勝てない」という話をする試合がありました。今年もその辺りは払しょくできていない課題だと感じます。試合中の出力が足りない。14試合を消化しましたが、監督が何度も伝えていても足りない状況があると思います。

「毎回、練習でも伝えているし、選手たちもお互いに鼓舞し合うのだけど、試合になると出力が足りない、有言実行に至らないという状況です。ちょっといい部分があると自分たちはできているんだという感覚になるところがある。ほめ過ぎれば緩慢になるし、指摘し過ぎると自信をなくすようなところも見えます。そこは僕自身、指導をしていて難しく感じるところでもあります。ただ、栃木はこれまでバンバン指摘するスタイルでやってきたという話なので、僕からもバンバン言っている最中ですが、それでも試合になると表現がまだ足りない。まだまだ意識改革をしていかないと難しいと思うし、もう始動から4カ月が経過するなかで今の結果が出ているわけで、何とかしないといけないと思っています。僕ら指導する側も含めて、もっと練習からやらないといけない。絶えず伝えることで次の試合では好転させたいという気持ちはあります」

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