選手たちが宇都宮大学農学部附属農場で「甘太」「クイーンニーナ」「シャインマスカット」の果樹収穫を体験。【ニュース】(23.10.3)
同級生の仲良しコンビは「こっちのほうが色がいい!」「こっちのほうが大きい!」と突っ込み合いながら、摘み取った果実の出来具合を競っていました(笑)
(写真・文 稲葉美和)
▼学生たちと楽しく収穫
森俊貴、小野寺健也両選手が9月28日、宇都宮大学農学部附属農場で果樹収穫を体験した。
同学部の「コア実習」の一環で、応用生命化学科の1年生39人とともにナシ「甘太」、ブドウ「クイーンニーナ」「シャインマスカット」を収穫。両選手は学生たちと会話を楽しみながら色などを基準に果実の出来を見極め、丁寧に摘み取った。
出荷の準備として調整、袋詰めの作業にも挑戦。商品に貼られるラベルには枚数限定でサインを入れ、〝大当たり〟も用意した。
この日収穫された果物は、10月1日のホーム秋田戦で実施されるイベント「とれたてマルシェ」でも販売された。品目はナシ200個、ブドウ3種200~300房、クリ「国見」100パック。
森選手コメント「ナシもブドウもマスカットも極端に言えば生き物というか、命があるような感じで扱わないといけないなと。普段食べているものが汗水流してつくられたものなのだと知ることができたので、これからも感謝の気持ちを持ちたい」
小野寺選手コメント「(果物の収穫は)手でとる大変さや神経を使って大事にやらなければいけない作業だと知ることができ、楽しかった。最近は農業にもチャレンジしているので、野菜との実のなり方の違いもわかり勉強になった」