「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

佐藤祥が考えるのは守備の締め直し。「一つの声掛けをするだけでも修正できるところだと思います」【手堅さを取り戻せ】(23.9.1)

前節水戸戦(△2-2)はチームとして攻守の繋がりが希薄になった試合だった。とりわけ連動したプレッシングの改善は急務だ。中盤の要、佐藤祥はどう考えるか。

 

▼すぐに修正できる

――佐藤選手はベンチスタートでしたが、前節水戸戦(△2-2)はいい入り方ができた試合だと思います。ただ、8分に先制したあとに流れが悪くなりました。ピッチ上のエラーなどどう感じたゲームですか?

「前半途中に(根本)凌が離脱してしまい、ゲーム的にはプレーが止まる時間も多く、前への勢いを出すのが難しいゲームになったと思います。全体に守備のラインが低く、ファーストDFが掛からずにズルズルいったかなと思います」

――新加入や移籍、ケガ人などで出場メンバーも流動的になっていますが、次の試合に向けて修正していけそうですか?

「整理すれば、すぐに修正できると思います。あとは必要なのは、ピッチに立っている選手がそれぞれリーダーシップを持って、パワーを持って、前へ前進していくための守備をする必要があると思います」

――チームとして前から、コンパクトに、プレスを合わせることが大事だと思います。

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