「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

小堀空がグイグイ来ている。「得点を獲ることしか考えていなかったんです。得点を獲るためならば守備もしますし、走り続けます」【あと少し】(23.7.3)  

来てるぞ、来てるぞ、来てるぞ。小堀空がグイグイ来ている。献身的なハードワークをこなした上で相手ゴールに迫り、ビッグチャンスに顔を出し続けている。初ゴールまであと少しだ。

 

▼宮崎へのアシストは「悔しいけど、嬉しい」

――金沢戦(〇1-0)のアシストシーンはどんなイメージでしたか?

「まず自分が相手に仕掛けていったとき、相手が引いて守ってきたので、じゃあ打っちゃおうと思ったら、今度は寄せてきて、左から戻って来る相手も見ていたので、(宮崎)鴻君に出せるかなと」

――一瞬の判断だったと。股下でしたか?

「ちょうど相手と相手の間ですね」

――自分が打とうとは?

「金沢戦の前週にゴール前の落ち着きをイメージしながら練習していたので、その練習の成果が出たと思いますね」

――そのほかにも、吉田選手からふんわりとしたクロスに対してヘディングシュートを打ち切ったシーンがありました。吉田選手も考えてああいうふんわりクロスを上げたように見えましたが。

「朋君(吉田)とは練習でもすごく話をしますし、ここら辺に上げてくれれば自分も入りやすい、ということは伝えていて。あのシーンはすごくいいボールを上げてくれたので、ああいうのを決められるようにもっと練習から叩けるようにしたいです」

――もうちょっと叩きたかったと。後半にペナルティエリア内でもらってシュートがバーを弾いたシーンについては。

(残り 1665文字/全文: 2248文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ