「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

勝ちが必要な下位直接対決。「背後」の取り合い・走り合いを制し、泥臭く勝ち切れるか。【J2第23節 ツエーゲン金沢戦 プレビュー&コラム】(23.6.30)  

前節はホームに山口を迎え、スコアレスドローだった。22節終了時点で5勝7分10敗、勝点22、順位は20位。今節は17位のツエーゲン金沢のアウェイ戦に乗り込む。下位直接対決が続く5連戦のファーストラウンド。キックオフは石川県西部緑地公園陸上競技場で1日(土)19時を予定する。

  

PICK UP 栃木の両翼が五分以上に立ちまわれるか

 

▼今度は主力が揃うだろう金沢

明日から天皇杯を含めた5連戦が始まる。アウェイ金沢戦、アウェイいわき戦、ホーム仙台戦、カンセキで天皇杯広島戦、アウェイ大宮戦。

うち下位直接対決が3試合、まだ未勝利のアウェイ戦が3試合。今季もっとも大事になる2週間強に突入すると言っていい。準備はいいか。覚悟はできたか。

一戦必勝。一つずつ、大事に戦っていくしかないだろう。

まずはアウェイに乗り込む金沢戦だ。前回対戦は5月の13節に対峙し、4対0で圧勝したが、相手は連戦渦中において主力をベンチにも入れないターンオーバーを敢行していた。今回はともに中6日の対戦となり、金沢も普段の主力を送り込んでくるだろう。

 

22節終了時点で金沢は7312敗、勝点2417位。対する栃木は勝点2220位。勝てば順位が逆転する。

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