「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

一丸で凌ぎ切り、一撃で仕留めよ。【J2第12節 清水エスパルス戦 プレビュー&コラム】(23.4.28)

前節はホームでいわきFCに1対0で勝利。2試合ぶり今季3勝目を挙げた。11試合を消化し、3勝3分5敗、勝点12、順位は16位。今節は10位清水エスパルスとのアウェイ戦に乗り込む。栃木らしい粘りの戦いで勝ち負けに持っていきたい。今節はIAIスタジアム日本平で14時にキックオフを迎える。

 

PICK UP 清水との対戦はあの4対6の激闘以来17年ぶり

 

新たに始まる3連戦。5月は3連戦が二度あり、今季のリーグ戦のスケジュールでもっとも試合日程が過密だ。踏ん張りどき、総力、走力の出し時だ。

栃木は前節、ホームでいわきに10で勝利。今季の11試合目にして、もっとも攻撃回数とチャンスの数を確保したゲームだった。

時崎監督は「明るい兆しが見えてきた」と振り返り、試合終盤になっても強度が落ちなかったことを前向きに捉える。前節の良い感触を、そのまま今節の清水戦に持ち込みたい。

 

今節は3連戦のファーストラウンド、アウェイ清水エスパルス戦に乗り込む。

栃木は清水とリーグ戦で初対戦。清水は2016年にJ2に降格したが1年でJ1に復帰。当時の栃木は降格したJ31年目を戦っていたためすれ違いで対戦はなかった。

かつて2006年に天皇杯4回戦(日本平)46という打ち合いを演じたことがあるが、詳細は別稿のコラムに譲りたい。

 

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