「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

選手たちの証言から振り返る前節仙台戦。その反省を次節大分戦に生かせるか?  【Column】(23.3.3)

▼ 問われているのは攻撃面と対応力

後半に失速した感のある前節仙台戦の反省は、さっそく次節大分戦に生かさなければいけない。

前半はむしろ栃木のペースだったが、後半は仙台に持っていかれた。今週、選手たちに話を聞くと、ピッチ上で起きていた問題点が見えてきた。

端的に言えば、前半は栃木にしてやられた仙台が、ハーフタイムに修正をかけて後半のピッチ上で実行に移した、その戦略の変更に対応しきれずに劣勢に陥り、最後の最後でやられてしまった。

一つは、立ち位置を微妙に変化させてパス回しのテンポを上げた仙台に対し、栃木のプレッシングが後手に回ってしまったことが大きい。

(残り 3603文字/全文: 3876文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ