「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

初ゴールを欲する根本凌「前で起点になって周りを使う局面が増えているなかで、周りを使うふりをして自分でシュートを打ったり」【開幕2試合の攻守について】(23.3.1)

1日の練習後、開幕2試合の攻守の手応えについて根本凌に聞いた。

 

▼現代サッカーでFWのチェイシングは必須

――前節仙台戦(●0-1)はチームとして、根本選手個人として、前で起点を作ることに手応えはあったのでは。

「熊本戦(△1-1)と同じくらいの手応えですね。相手選手との駆け引きについても、前半、岡﨑選手が縦パスを通してくれたときも前を向けるという感覚はありました」

――感覚としては“引き続き良かった”と。

「相手がボールを持つ時間が長かったので、自分の中で守備の強度を上げることを意識していました。ただ、いざマイボールになったときは前で収められるけれどチームとして相手ゴールに行けず、何本かパスを繋いで失ってしまう感覚はありましたね」

――それでも、やろうとしていることは少しずつ出ている、という見方でよいですか?

「そうですね。チームとして同じ方向に向かって行っていると思います」

――ゴールを奪うために必要なことは何でしょう。

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