「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

谷内田哲平、飛躍への一歩目。「今後のキャリアでここがターニングポイントになったと言えるように」【今季振り返りインタビュー】(22.11.17)

今季は京都からの期限付き移籍期間を延長し、シーズン当初から主軸としてプレー。39試合に出場し、1得点、6アシストという最低限の結果も残した。当初はシャドー、シーズン途中からチーム事情もありボランチを任される試合も増えたが、帝京長岡高校時代にボランチだった谷内田は難なくこなした。

どのポジションを任されても、時崎監督から口酸っぱく求められ続けた強度を体現できるようになった。ボールを奪う局面で強度を発揮し、ボールを奪ってから前へ出ていく強度も十分に発揮できるようになった。その中で、相手ゴール前では本来持っている巧みさを披露した。

谷内田がこの1年を振り返る。(インタビューは11月16日に実施)

 

▼栃木でも、他チームでも、やるべきは変わらない

――今季は39試合出場、1得点、6アシスト。キャリアでもっとも出場した1年になり、6アシストも多い方だと思います。どんな1年でしたか?

「まず試合に出られたことが良かったし、試合に出るだけでなく、結果を求め続けてプレーできたことが良かった。そして試合に出ることでしか分からない責任感、それを持ってプレーできるようになったことは僕自身、成長を感じます」

――1得点、6アシストという数字については。

「アシストはもうちょっとできましたね。得点は1だったのですが、目標は5得点だったので足りないですね」

(残り 2004文字/全文: 2575文字)

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