「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【無料掲載】栃木SC U-18、國學院栃木に6ゴール快勝で首位堅持。【アカデミーレポート】(22.11.13)

▼2年生中心ながら6ゴール大勝

13日、とちぎフットボールセンター(リアンビレッジ矢板)で第18回ユースリーグ2022栃木(1部)のリーグ戦が実施され、栃木SC U-18は國學院栃木に6ゴールで大勝した。開始早々に猪瀬天が奪ったゴールを皮切りに立て続けに3ゴールを奪ったが、その後、國學院栃木が2点を返すという乱打戦、大味な展開となった。だが、前半の飲水タイムが明けるとゲームが一気に締まり出し、一進一退の展開に。そこからじわりじわりと栃木SC U-18が流れを掴み、さらに3ゴールを加えて大勝した。栃木SC U-18はU-17の高校2年生が中心だったが、ゲームの手綱を握りながら、選手権栃木大会ベスト4の國學院栃木をコントロールしながら進められていた。

この勝利で栃木SC U-18は第18回ユースリーグ2022栃木(1部)の首位をがっちりと堅持。真岡、宇都宮短大附属、選手権で優勝した佐野日大との2試合、合計4試合を残すが、このまま首位をキープできれば12月に予定されるプリンスリーグ関東参入戦への出場が決まる。

 

猪瀬天(U-18)の電光石火のゴールであっという間に先制。

村上竜規(U-17)はエリートリーグ水戸戦でトップチームの選手たちとともにプレーしていた。

右サイドバックの永井心温(U-17)はエリートリーグ新潟戦に出場した。プレーする時の姿勢の良さは長友佑都のよう。スッと寄せが速い。

臼井春翔(U-17)もエリートリーグ新潟戦で左サイドでプレーした。上背があり左サイドで自分の形を持っている。

ハーフタイムにはコーチ陣から濃密な指導。

今季のトップチームに2種登録された揚石琉生(U-17)の出場はなかった。

中盤でチームの舵取りを任された荒瀬悠征(U-18)。サイズがあり、戦え、それでいて足下の巧さを活かしたトリッキーなプレーからチャンスを創出する場面もあった。

序盤は点の取り合いになったが、途中からゲームを落ち着かせ、結果は6ゴールの大勝となった。

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