「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

スタイル変革の肝だったDFライン。その中心にいたグティエレス。【ポジション別レビュー DF編①】(22.11.6)  

各ポジション別の選手レビュー。続いてDF編①。

 

▼黒﨑隼人

リーグ戦37試合(うちスタメン35試合 計3000分出場 3ゴール)

 

 

10節熊本戦(△1-1)の開始2分に先制ゴール。これがプロ初ゴールとなったが、黒﨑はこのときまだ暗中模索の最中だった。

状況に応じて、ボールを繋ぐことも必要だと強調された今シーズン。そこにチャレンジしようとポジショニングなどをあれこれ試みていたが、トンネルの出口は見えていなかった。

きっかけは7月の24節山形戦(○2-0)だった。

山形戦の前夜、遠征先のホテルの食事の会場で時崎監督から「お前は相手のボールホルダーの状況が良いときでも、自分のスペースを空けて飛び出していく癖がまだあるなあ」「もうシーズンが開幕してから半年経っているんだけどなあ」と指摘された。

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