「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

今季もラスト3ゲーム。前節より前進した内容で勝てるか。【J2第40節 FC町田ゼルビア戦 プレビュー&コラム】(22.10.8)

前節はアウェイで甲府に1対0で勝利し、その結果、3試合を残して今季のJ2残留を決めた。試合内容はといえば守備の時間が長くなったため、今節はより内容を付けつつ結果を掴みたい一戦だ。相手はFC町田ゼルビア。個々の能力もチームの練度も高い強豪だが、粘りの戦いで町田にシーズンダブルといきたい。今節は町田GIONスタジアムにて14時にキックオフを迎える。

 

PICK UP いい感じのライバル関係

 

▼後ろのメンバー構成はいかに

この試合の大前提となるのは、前節甲府戦(〇1-0)で離脱していた選手たちがどれくらい戻って来るかだ。甲府戦はとりわけ最終ラインがスクランブル状態だった。

栃木が良い戦いをするときの大前提にあるもの。それは良い守備があることだ。コンパクトで、ソリッドで、アグレッシブさを持った守備から、良い攻撃に繋げること。それが不安定だと前節甲府戦の前半のように防戦一方になってしまう。

あまりにメンバーが変わってしまうと、これは仕方がないが、相手の出方に対する対応が後手に回りやすい。当たり前だが、お互いがわかり合っているほうが守備はしやすい。

今週は完全非公開となったため、どのようなメンバー構成になるのかスタメン発表までわからないが、ドキドキしながら待ちたいと思う。

 

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