「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

拘るのはあくまでFW。小堀空「点が獲れるFWになる。それが自分がやらないといけないこと」【トピックス】(22.10.7)

天皇杯横浜F・マリノス戦(〇2-0)ではCBで出場、前節甲府戦(〇1-0)では右ウイングバックで出場。様々なポジションを器用にこなせることに越したことはないが、大事に握りしめるものがないと器用貧乏になる恐れはある。あらゆるポジションをこなす小堀だが、彼はあくまで「点を獲りたい」と言った。

 

▼ユース時代はCBやウイングバックの経験も

――前節甲府戦は21節群馬戦(△0-0)以来のリーグ戦出場となり、ポジションは右ウイングバックでした。右ウイングバックの経験は?

「練習や練習試合である程度はやっていました。このチームはFWが多いし、CBやウイングもできる自分は自動的にウイングバックをやったり、FWをやるときがあったり、色々なポジションをやる中の一つです」

――対面の甲府・宮崎選手はスピードもあり、厄介だったと思います。いざ公式戦で対峙したときの感触は。

「練習や練習試合ではウイングバックは経験していたのですが、公式戦の本番は全然違うと感じました。甲府さんはすごくうまいし、前線で出場するときと後ろで出場するときのタックルも違うと感じていて、後ろは無駄なファウルはできません。色々な意味で良い経験になっていると思います」

――右サイドは髙萩選手に合わせて前にプレスに行こうとしたけれど、その瞬間を相手が見逃さずに背後を狙われたりしていました。それでも粘ったという感覚ですか?

「そうですね。せっかく掴んだ出場チャンスだったので、自分ができることを全力でやりました」

――今年は開幕季はシャドーやFWのポジションで出場し、天皇杯横浜F・マリノス戦ではCBで出場しました。そして前節甲府戦はウイングバックでの出場。色々なポジションをやる状況をどう捉えていますか? 「前線で出たい」のが本音ですか?

「前線で出たい気持ちはありますけど、開幕したときにチャンスをもらいながら結果を残せず、その結果、色々なポジションをやらせてもらうことになったので。ただ、いい経験になっていると思います」

――監督からはどう言われていますか?

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