「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

死闘必至。もう一度、死に物狂いを体現したい。【J2第38節 FC琉球戦 プレビュー&コラム】(22.9.24)

前節は中2日で迎えたアウェイ長崎戦を戦い、1対1。勝点1を積んだ。今節は中3日で迎えるホーム琉球戦だ。現在最下位の琉球はあとがなく、強い気持ちで向かって来る。絶対に受けてはいけない戦いだ。今節は栃木県グリーンスタジアムにて18時にキックオフを迎える。

 

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5連戦の最終戦、グリスタに迎えるFC琉球戦だ。

21日水曜日ナイターに前節長崎戦(△11)を戦った栃木は、長崎に行って帰っての往復をした上で中3日で今節を迎える。対するアウェイの琉球は中5日。相手のほうがフレッシュな状態だ。死力を尽くさねば流れを持って行かれるだろう。大事なことは、前節長崎戦のテンションで試合に入ること。もう一度、死に物狂いを体現したい。

 

相手の琉球は37試合を消化した時点で勝点30、最下位に甘んじる。残留圏20位群馬との勝点差は「6」。

本日群馬が38節山口戦を消化し、16で大敗した。この結果、群馬の勝点は「36」のままだが得失点が「-21」に悪化した。琉球は勝点30、得失点が「-24」。琉球からすれば栃木に1対0でも勝てれば群馬との得失点でも勝負になる、残留への道筋が見えたとも言える状況だ。

無論、琉球は死に物狂いで向かって来る。西谷が話している。

「僕らもそうだったが、残留争いをしているチームはどんな形だろうと勝点を掴もうとしてくる。それを受けないことが大事」

受けずに先を制することができるか。前節長崎戦のように立ち上がりから獰猛に相手に襲い掛かる姿勢が必要だ。

 

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