栃木が「徹底」「強度」「前への速さ」を手放したら勝てるわけがない。【J2第37節 大宮アルディージャ戦 レビュー】(22.9.19)
2022明治安田生命J2リーグ第37節
2022年9月18日19時キックオフ NACK5スタジアム大宮
入場者数 4,312人
大宮アルディージャ 3-1 栃木SC
(前半0-0、後半3-1)
得点者:58分 新里亮(大宮)、62分 中野誠也(大宮)、73分 中野誠也(大宮)、90+3分 根本凌(栃木)
天候 曇り
気温 25.4℃
湿度 90%
ピッチ 良
<スターティングメンバー>
GK 1 川田 修平
DF 3 黒﨑 隼人
DF 35 鈴木 海音
DF 16 カルロス グティエレス
DF 18 大森 渚生
MF 19 大島 康樹
MF 24 神戸 康輔
MF 14 谷内田 哲平
MF 30 福森 健太
FW 32 宮崎 鴻
FW 29 矢野 貴章
控えメンバー
GK 41 藤田 和輝
DF 28 吉田 朋恭
MF 10 森 俊貴
MF 11 ジュニーニョ
MF 4 佐藤 祥
MF 8 髙萩 洋次郎
FW 37 根本 凌
▼前半はそれほど悪くなかった
3失点惨敗した直後の速報記事では「クロスを上げられるところでやり直すという判断が散見したが、シンプルに入れてもいいんじゃないか、というシーンは結構あった」と書いた。
ただ、改めて映像を見返したときの印象はやや異なるものだった。
確かに試合終盤はゴール前の枚数が揃っているのにクロスを上げ切らずにやり直してしまう、こねくり回してしまうシーンが結構あるが、前半はそれほど悪くはなく、大半のプレーでシンプルにクロスを上げられている。
ゴール前では宮崎がこれ以上ないターゲットになっていて、そのセカンドボールに神戸らが飛び込んで惜しいフィニッシュを放ったシーンがある。
右サイドの黒﨑への展開からシンプルにクロス、というメモ書きが、少なくとも5分、18分、19分、23分、28分、29分、31分とある。クロスはニアとファーを蹴り分け、弾道もそれなりに鋭い。
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