「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

これだけできるならば何とか上位に勝ち切りたい。【J2第35節 横浜FC戦 レビュー】(22.9.11)

2022明治安田生命J2リーグ第35節

2022年9月10日18時キックオフ ニッパツ三ツ沢球技場

入場者数 4,802人

横浜FC 0-0 栃木SC

(前半0-0、後半0-0)

得点者:

天候 晴
気温 25.3℃
湿度 35
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 1 川田 修平
DF 3 黒﨑 隼人
DF 35 鈴木 海音
DF 16 カルロス グティエレス
DF 15 大谷 尚輝
MF 19 大島 康樹
MF 14 谷内田 哲平
MF 7 西谷 優希
MF 30 福森 健太
FW 37 根本 凌
FW 29 矢野 貴章
控えメンバー
GK 41 藤田 和輝
DF 28 吉田 朋恭
MF 10 森 俊貴
MF 11 ジュニーニョ
MF 18 大森 渚生
MF 24 神戸 康輔
MF 8 髙萩 洋次郎

57分 西谷→神戸
90+4分 大島→森

 

▼自重する判断をした前半

試合後に時崎監督が「前半からもう少し前から圧力を掛けたかった」と話しているが、選手たちがピッチ上で判断し、意思統一を図って戦っていたのだろう。時崎監督は選手たちに自立を求めており、”ピッチ上の温度感”から判断させている。それを見ながら修正を施すわけだが。

谷内田が振り返るとおりの前半だった。

「相手にボールを持たれる時間が長くなることはわかっていたので、しっかりブロックを作って、前半はプレスの位置を下げて、自分たちがカウンターに出ていけるスペースを空けておいて、そこで僕自身も運んでチャンスメイクできたところは良かった」

21分、谷内田が中盤でボールを引っ掛けると根本とのワンツーから前進し、右サイドの大外を駆け上がっていく黒﨑にスルーパス。黒﨑が迎えた決定機は相手ゴールの上へと外れた。

ここ数試合に見えている谷内田から黒﨑へのホットライン、そのスルーパスはまたも絶品だった。

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