「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

5連戦の大事な初戦。首位撃破に必要なものは?【J2第35節 横浜FC戦 プレビュー&コラム】(22.9.9)

前節はホームで群馬に1対1。終了間際に失点し、勝点2を落とす後味の悪いゲームとなった。後半の出力が落ちたことで隙を作ったゲームでもある。今節はアウェイに乗り込む首位横浜FC戦だが、出力が落ちる時間があれば一発でやられる。90分間、全員が一体となりやるべきことを貫徹できるか。今節はニッパツ三ツ沢球技場で18時にキックオフを迎える。

 

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▼フレッシュな力の台頭はあるか?

首位横浜FC戦だ。

前回の横浜FCとの対戦は11節(△0-0)のこと。ゲーム自体は栃木が終始ペースを握り、シュートスタッツだけで比較すれば栃木が11本、横浜FC2本、栃木が圧倒した。

前半は一進一退、後半は3-4-2-1同士のミラーゲームとなったことが栃木にとって追い風に。勇気を持って前掛かりにプレッシャーを掛け、ショートカウンターの山を築いたが、決め切れなかった。

今回も再現し、今度こそ決め切って勝利したいが、相手も昇格戦線の正念場だ、そう簡単にはいくまい。

「前から相手コートで奪いにいくときも、自陣で構えるときも、ミドルサードで構えるときも、時間を使ったり、ゴールを仕留めに行ったり、みんなで統一感を持ってやることがすごく大事だと思うし、中途半端が1番良くないかなと思います」(時崎監督)

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