「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

消沈の2連敗。栃木らしさが見えず、攻撃回数も確保できない理由は何か。【J2第9節 アルビレックス新潟戦 レビュー】(22.4.11)

2022明治安田生命J2リーグ第9節

2022年4月10日14時キックオフ デンカビッグスワンスタジアム

入場者数 11,328人

アルビレックス新潟 2-0 栃木SC

(前半1-0、後半1-0)

得点者:6分 イッペイ・シノヅカ(新潟)、75分 谷口海斗(新潟)

天候 晴
気温 23.3℃
湿度 39
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 1 川田 修平
DF 35 鈴木 海音
DF 16 カルロス グティエレス
DF 18 大森 渚生
DF 2 面矢 行斗
MF 3 黒﨑 隼人
MF 23 植田 啓太
MF 4 佐藤 祥
MF 21 トカチ
FW 11 ジュニーニョ
FW 29 矢野 貴章
控えメンバー
GK 25 青嶋 佑弥
DF 20 三國 ケネディエブス
DF 22 小野寺 健也
MF 14 谷内田 哲平
MF 33 磯村 亮太
FW 27 五十嵐 理人
FW 32 宮崎 鴻

46分 面矢→磯村
46分 ジュニーニョ→谷内田
68分 トカチ→五十嵐
79分 植田→宮崎

 

 

▼開始早々の痛い失点

6分、新潟に与えた1本目のCKからやられた。

イッペイ・シノヅカをマークしていた黒﨑が相手にブロックされてゴール前でフリーを作られた。

開幕してからすぐにリスタートからの失点が続き、反省と修正を繰り返してきたが再び露呈してしまった。

今節のスタメンはケガ人などが多数出ている関係で前節から5人も変わっていたが、その影響もあったように感じる。

新潟のような上位相手には非常に厳しい、痛い失点だった。

 

早々にビハインドになった栃木はその後前から奪いに行ったが、ミドルゾーンで奪ったボールを前線に刺しても「我々が前に出ていくときにどうしても前の収まりが良くなくて、出て行くことができなかった」(時崎監督)という展開が続いた。

特に右シャドーに入ったジュニーニョのコンディションがあまり良くなさそうだった。縦パスを刺し込んでもジュニーニョが安易にロストしてしまうシーンが3回連続で続く時間帯もあった。

(残り 4280文字/全文: 5117文字)

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