「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

山口慶強化部長が”競技部門の統括役”であるスポーツダイレクターを兼務する件について。【トピックス】(22.1.22)

▼山口慶氏が競技部門の統括役に

今月10日に山口慶強化部長がスポーツダイレクターを兼ねる形で就任するとクラブが発表した。この件について当日、橋本大輔社長から説明があったのだが、記事にするタイミングを逸していたので改めて書いておきたい。

トップチームと育成部の連携を深めるためのアクションは昨季の途中から始まっていた。橋本大輔社長が言う。

「昨季まではトップチームと育成部を連携させようとするときに、トップチームから山口慶強化部長、育成部門から只木章広育成部長が行き来しながら交流を深めていたのですが、この連携をさらに強化しなければ、これ以上クラブとして発展できないという感覚がありました」

育成部の現状の取り組みについて一度洗い出しを行ったのが昨季の途中からだった。例えば、どのカテゴリーの選手に然るべきメンタリティや技術を植えつけないといけないのか、といった項目を一つひとつ書き出し、今後育成部門のスタッフが入れ替わろうとも普遍となるメソッドを言語化する作業を進めてきたという。

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