「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

開幕まで6週のプランは? トカチ評は? 時崎悠監督「いよいよ始まったなと」【1/7 始動日練習後のコメント】(22.1.7)

今季のチーム活動の始動日となった7日。午前トレーニングのあとに時崎悠監督が取材に応じた。

 

▼伝えるべきは明確な基準

「よろしくお願いします、すみません、長い時間待たせてしまって」

――いよいよシーズンが始動しました。

「まだ宇都宮の家も落ち着いていないです(笑)。選手の名前と顔をしっかり覚えてきたつもりですが、まだ完璧ではないところがあって、今日はフィジカルコーチに預けたメニューをやる中で、じっくりと選手の顔を名前を覚えることができたと思います」

――初日に選手たちに強調したことは何でしょう。

「僕の仕事は選手の成長を手助けすることです。栃木SCは選手を成長させるために僕と契約したと思いますし、選手とクラブのために全身全霊を尽くすこと、それと選手には『チャレンジして成長することに意欲を持ってほしい』という話をしました」

――改めて今季はどういうサッカーを展開していきたいですか?

「わかりやすく言えば、お客さんが拍手したくなるシーンをたくさん作りたい。拍手をするのは、ただ勝った、ゴールを決めた、というシーンだけではないと思うんです。色んな局面で、このチーム、この選手を応援したい、究極でいえば、負けたとしても『これだけやってくれるチームをまた応援しに来ないといけないな』と思ってもらえるようなチームにしていきたいんです。そういう僕らの思いを観ている人たちに伝えていく、そんなサッカーです」

――練習初日に選手と会い、グラウンドに立って感じたことは?

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