「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

3連勝を成した強固な繋がりで宿敵水戸を撃破せよ。【J2第30節 水戸ホーリーホック戦 プレビュー&コラム】(21.9.17)

前節はアウェイで難敵岡山を1対0で撃破した。栃木らしい泥臭い戦いぶりには落ち着きも出てきている。今節はホームに水戸を迎えるが、前節までの戦いを続けるだけだろう。粛々と戦い、粘り勝ち、4連勝達成といきたい。第30節栃木対水戸はカンセキスタジアムとちぎで18日18時にキックオフを迎える。

 

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▼ピッチでとにかくしゃべり続けろ

今週のチームの取材をして感じることは1点に集約される。

落ち着いている。ダービー水戸戦に向けてテンションを上げていく段階ではあったのだが、変に気負うことなく、全員が一つの方向を向きながら、粛々とトレーニングできていた。

このスタンスは、前節岡山戦に勝利した直後、キャプテン柳のコメントにも表れている。

「次はダービーの水戸戦ですが、僕たちは常に目の前の試合を一試合一試合全力で挑もうと声を掛け合っています。大事な試合ですが、変に意識することなく、いつもどおりみんなで声を掛け合いながらできればと思っています」

今週の田坂監督や選手たちから聞かれたコメントを集約すれば、次のようなニュアンスでほぼ過不足はない。

”ダービーは特別だ。特別だが、やるべきことは変わらない。勝つためにはチームが一つにならなければいけない。3連勝を成したピッチには、みんなで声を掛け合いながら一つにまとまって戦い抜く姿勢があった。それを水戸戦でも愚直にやり続けよう――。”

 

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