「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

”群馬のJ2昇格のレジェンド”吉田将也について群馬番・伊藤寿学に聞いたら難癖を付けてきた件。【北関東ライター通信】(21.1.16)

吉田将也の栃木SC入りが発表されたのが1月6日のことだった。

昨年所属した松本山雅では途中にケガをしてしまい、満足なプレーができなかった、と聞いた。

では、それ以前のクラブではどんなプレーを見せていたのか。東京農業大学から加入した群馬1年目、群馬がJ2に昇格するシーズンの彼のプレーぶりを聞こうと、群馬番記者の伊藤寿学さんに連絡したのだが、全然繋がらない。

ようやく折り返しの連絡があったのが昨晩、1月15日のことだった。

 

 

伊藤「なんか電話した?」

 

鈴木「吉田将也の栃木入りが決まったからどんな選手か知りたかっただけですよ。もう記事書いたからいいですよ」

 

伊藤「あー、その件ね。そんなことよりも、本格的に抗議しなきゃいかんなと思っていて。栃木はザスパの選手を取りすぎている。まずはそれに対して明確に抗議します。ライバルクラブで育てた選手をどんどん獲得しているけれど、プライドがないねえ。吉田以外にも取っているし……」

 

鈴木「えっ、だれかいましたっけ」

 

伊藤「菊池大介だよ」

 

鈴木「知らないですよ(笑)。あー、確かに2010年に1年間だけ所属しているんですね。でもめちゃくちゃ昔じゃないですか。うちのスタイルにぴったりなんですよね」

 

伊藤「やつはうちで起用して、一気に成長したんだよ」

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