「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

安定感のあったDFラインが堅守のベースに。タフなサイドバックも主に3選手でうまく回す。【ポジション別レビュー DF編】(20.12.27)

▼柳はアディショナルタイム男からスタメン定着

DFラインは、とりわけサイドバックが大変だったと感じる。田坂監督も大島を一時期コンバートしたりパワーアップするために瀬川を後半に残しておいたりと試行錯誤して乗り切った。

まずセンターバックについて。基本的には田代雅也、柳育崇、髙杉亮太の3人で回した。

開幕節は田代、柳のコンビ、中断明けリスタートとなった2節は髙杉、柳の組み合わせ。それからは田代、髙杉がスタメン起用され、柳はベンチに取っておいてからの「アディショナル男」という位置づけとなった。21節京都戦で髙杉が肉離れによって長期離脱すると、その後は田代と柳でコンビを組んで最後まで走り切った。

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