「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

トレーニングの姿勢は嘘をつかない。【J2第28節 FC琉球戦レビュー】(20.10.22)

2020明治安田生命J2リーグ第28節

2020年10月21日19時30分キックオフ 栃木県グリーンスタジアム

入場者数 1,382人

栃木SC 4-1 FC琉球

(前半1-1、後半3-0)
得点者:5分 榊翔太(栃木)、29分 沼田圭悟(琉球)、56分 榊翔太(栃木)、58分 森俊貴(栃木)、74分 森俊貴(栃木)

天候 晴れ
気温 12.5
湿度 71%
ピッチ 良

<スターティングメンバー>

GK 50 オビ パウエル オビンナ
DF 23 柳 育崇
DF 30 田代 雅也
DF 15 溝渕 雄志
MF 33 黒﨑 隼人
MF 5 岩間 雄大
MF 13 禹 相皓
MF 18 森 俊貴
FW 8 明本 考浩
FW 16 榊 翔太
FW 19 大島 康樹
控え

GK 1 川田 修平
DF 35 池庭 諒耶
DF 6 瀬川 和樹
MF 17 山本 廉
MF 21 大﨑 淳矢
MF 11 平岡 翼
FW 29 矢野 貴章

65分 溝渕→瀬川
65分 榊→大﨑
80分 森→山本
80分 大島→矢野
87分 明本→平岡

▼圧倒的な圧力で琉球に自由を与えず

獲りも獲ったり4得点大勝劇――。

5分、明本のCKにニアで榊が合わせて先制に成功する。好調・榊にはゴールの匂いはあったが、頭でそらしたボールがそのまま逆サイドのネットに吸い込まれる、という形で6試合ぶりのゴールは生まれた。

1本目のCKもニア。ゴールに繋がる2本目のCKもニア。ニアでそらしてファーでズドンというイメージだっただろうが、そのまま入るというのもあり得る形だ。

8分には左サイドで回収したボールをすばやく右サイドへ展開し、相手DFラインとGKの間への黒﨑の質のあるクロスに明本が頭から飛び込んだがわずかに合わず。

だが、これが後半に爆発する布石だった。

 

立ち上がりからハイプレッシャーをハメた栃木のワンサイドゲームという流れは前半の飲水タイム近くまで続いた。

琉球は栃木のハイプレスを交わせずに苦労していたが、飲水タイムに入る直前の22分過ぎ、トップの阿部が中盤まで下りてきてハイプレスの出口となり、前進することに成功している。

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