混沌J2の今後を展望するLIVE(J論)【4/10(木)21時】

「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

チーム活動自粛明けにウェイト減! エスクデロ競飛王 「毎日やるべきことを徹底した成果が出ていると思います」【インタビュー】(20.5.22)

今週からチーム活動も再開し、グループごとのトレーニングが始まっている。20日の練習後、エスクデロ競飛王にチーム活動の自粛期間中の取り組みや現状について語ってもらった。

 

▼しっかりスケジュールを立てて過ごしてきた

――1カ月半ぶりにチームとして集合した率直な感想を教えてください。

「もちろんリスクがある中ですけど、僕らはこの期間、約2カ月ほどいろんな形でスポンサーさんや子どもたちにSNS等を通じて元気な姿を見せてきたのですが、やはりコロナに打ち克つというのは、僕らが最大限の予防をした上で元気に練習している姿を見せることだと思うんです。それがファン・サポーターに元気を与えられる方法だと思っているので、その意味ではスタッフや監督、そしてクラブがチーム活動再開を早期に決断をしてくれたおかげで、こうしてみんなと集まれていることは嬉しいです。僕らが一人ずつ自宅でトレーニングをするよりも、みんなで集まってやるべき目標をクリアしていった方が何倍もいいですから。僕らは他の国のリーグと違って、滞りなく給料も頂けていることには感謝しかないし、みんながいい感じでグラウンドに集まれたことはすごく良かったと思います」

――こういう状況に対する不安はありますか?

「もちろん、人間なので多少の不安はありますけど、ただ、コロナは歩いているからと感染するものではないし、対策をしっかりすれば予防できるという状態だと思います。その意味で、選手間、スタッフ間で必ず対策しましょう、という意識付けは徹底できています。練習に行って帰ってという日々のなかで、今まで通りに不要な外出は避けるという毎日を継続しているので、それらを徹底して過ごしていれば問題ないと僕は思っています」

――この1カ月半の自粛期間中は自主トレーニングが中心になりましたが、エスクデロ選手はどういうふうに過ごしてきたのでしょうか?

「僕はできるだけ毎日のスケジュールは立ててこなしていました。好きな時間にご飯を食べて、好きな時間にトレーニングをするのではなく、しっかりと朝何時に起きて、何々をして、という時間割を決めて過ごしていました。そうすると逆に1日が過ぎるのが早いと感じました。毎日一人でトレーニングをやっていくとメンタルが持たないので、3日間トレーニングをやったら1日休んで、というスケジュールをずっと継続してやってきました。もちろん監督やスタッフ陣が決めたこともこなしつつです。

あとは、これまでのシーズンのオフ期間中であれば、知り合いとサッカーをすることもできたのですが、今回はまったく異なる状況で、誰にとっても初めての経験になりました。ただ、そんな中で自分自身をしっかりとコントロールしながら、すべて自分で考えながらやらないといけない状況になったのは、結果的に自分にとってプラスになったと思います。体重についても自粛期間に入る前に測ったときと比べると、今回1キロほど痩せていたんです。これにはトレーナーさんもビックリしていました(笑)。長期のオフが明けたときは、僕の場合はどちらかといえば太っているので、今回は、暴飲暴食しないとか、睡眠をしっかりとるとか、トレーニングを継続的にやり続けるとか、それらを徹底してきたことが、いい効果として出たんじゃないかと思っています」

――そうすると素走りのメニューでも走れているほうだと。

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