「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【レポート】2018栃木SC新加入選手会見 大黒将志「もうちょっと試合に出ればもっと取れます」寺田紳一「チームの一つのパーツとしてうまく力になれたら。それだけしか考えていない」西河翔吾「完封の試合を多く作りたい」

17日、栃木SCが新シーズンのトレーニングをスタート。練習後にはチームに合流した今季の新加入3選手、大黒将志、寺田紳一、西河翔吾の加入会見が行われた。

京都から加入した大黒将志。

横浜FCから加入した寺田紳一。

横浜FCから加入した西河翔吾。

会見は途中から和やかムードに。先陣を切ったのは大黒将志だった。

 

ず新里裕之強化部長からご挨拶。 

14日に新体制会見をさせていただきましたが、ここにいる3選手、大黒選手、西河選手、寺田選手は今日のご紹介になりました。大黒選手は経験が豊富で、日本代表、フランス、イタリアで活躍し、日本でゴールを無数に生んで、今季も多くのゴールを期待しています。寺田選手はガンバのDNA、技術、ボールを持つ雰囲気、存在感、間違いなくポテンシャルの高い選手です。横浜FC10番を付けていて、まさに10番タイプ。ラストパス、セットプレーの精度があります。西河選手は対人で負けない強さだったり、DFラインでボランチをしっかりコントロールし、守備の構築ができるコーチング力が高い選手です。この3選手は今シーズンのJ2リーグにおいて大切な中心選手になるので、クラブとしても、一つ、二つと大きくなるために、彼らのためにも環境づくりをしていきたいです」

 

続いて質疑応答。

 

――栃木への加入の経緯、移籍の決め手をお願いします。

■寺田紳一

「栃木しかなかったからです。いや、クビになったので、色々とオファーを待っている間に話を頂いて。栃木はJ2のときに対戦した経験もありましたし、なんか試合前に歌を歌いますよね? その印象がすごく強くて、一体感のある県でありクラブなのかなと。だから頑張ろうと思いました」

■大黒将志

「僕の場合は移籍を考えていまして、いち早くオファーを下さったのは栃木さんでした。新里さんにお会いしまして、クラブのビジョン、J3からJ2へ上がって、今後チームをどうしたいか、という話を聞かせてもらって、今後成長できるクラブだと感じましたし、僕自身もそういうチームで一緒にやりたいと思いました。移籍はいつも時間がかかるんですけど、今回はだいぶ早く決まって、そういう感じですね。栃木はスタジアムに来たこともありますけど、サッカー専用スタジアムで素晴らしいですし、クラブハウスもできて、今後J2で戦い、J1を目指す。J1ライセンスもありますし、そこに惹かれて移籍を決断しました」

■西河翔吾

「僕もオファーを頂いて、J3からJ2へ昇格して勢いを大事にしているクラブで、そのメンバーとして戦いたいと思い移籍をしました」

 

――今日合流して栃木SCの印象を聞かせてください。

(残り 3841文字/全文: 5203文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ