【レビュー】栃木SC J3第31節FC琉球戦 琉球の9人攻撃を凌ぎ切って手にした勝点1の価値。
2017明治安田生命J3リーグ第31節
2017年11月11日18時キックオフ 沖縄県総合運動公園陸上競技場
入場者数 1826人(うち栃木サポーターはバックスタンドに70人、メインスタンドに150人ほど、計約220人)
天候 曇、弱風
気温 24.1℃
湿度 63%
ピッチ 全面良芝、乾燥
FC琉球 0-0 栃木SC
(前半0-0、後半0-0)
得点者:なし
<スターティングメンバー>
GK 15 ジョニー レオーニ
DF 26 夛田 凌輔
DF 4 広瀬 健太
DF 22 メンデス
DF 17 福岡 将太
MF 38 宮崎 泰右
MF 11 岡﨑 建哉
MF 16 仙石 廉
MF 2 西澤 代志也
FW 13 上形 洋介
FW 14 西谷 和希
控え
GK 23 川田 修平
DF 29 川田 拳登
MF 24 和田 達也
MF 21 牛之濵 拓
FW 20 藤沼 拓夢
FW 19 服部 康平
FW 25 ネイツ ペチュニク
横山雄次監督
決定機は前半の序盤に、その後は苦しい展開に
序盤は自分たちの良さを出して上形洋介の決定機や福岡将太のポスト直撃ヘディングなどがあったが決め切れず、前半の中盤から後半にかけて琉球に持ち味を出され、かなり崩されながらも最後の最後は身体を張ってやらせずに何とか勝点1を手にした試合。
決定機の数は相手のほうが上。勝点1で致し方がなかった試合だろう。
琉球はうまかった。しかしそれは予めわかっていたこと。
この試合を振り返れば、栃木の最大の決定機となったのが15分。カウンターシーンから宮崎泰右が右サイドを突破し、中央へ構える上形洋介に丁寧なグラウンダーのパスを送る。上形はフリーだったが、シュートを上へふかしてしまいゴールはならなかった。
その後も17分、19分と栃木の右サイドが活性化する。ボランチ2人が関わり、右サイドバック夛田凌輔、右サイドハーフ宮崎泰右がコンビネーションでサイドを攻略した。
「相手に隙があるなと思った」と話すのはボランチの岡崎建哉。岡崎が右サイドでのパス交換に“ダイレクトパス”を交え、巧みに相手サイドバックの背後を突いたのは31分。宮崎泰右から夛田凌輔に渡って右サイドを崩し、クロスを送ったが相手GK真正面に終わった。
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