【レビュー】栃木SC J3第29節藤枝MYFC戦 雨脚とジャッジに左右された試合。大事なのは連勝が止まった次。
2017明治安田生命J3リーグ第29節
2017年10月29日14時キックオフ 栃木県グリーンスタジアム
入場者数 2,793人
天候 雨、弱風
気温 15.1℃
湿度 90%
ピッチ 不良、水含み
栃木SC 0-0 藤枝MYFC
(前半0-0、後半0-0)
得点者:
<スターティングメンバー>
GK 15 ジョニー レオーニ
DF 26 夛田 凌輔
DF 4 広瀬 健太
DF 22 メンデス
DF 7 菅 和範
MF 21 牛之濵 拓
MF 11 岡﨑 建哉
MF 16 仙石 廉
MF 2 西澤 代志也
FW 19 服部 康平
FW 14 西谷 和希
控え
GK 23 川田 修平
DF 17 福岡 将太
DF 29 川田 拳登
MF 24 和田 達也
FW 8 廣瀬 浩二
FW 20 藤沼 拓夢
FW 13 上形 洋介
横山雄次監督
70分過ぎの戦いに難しさが
時間の経過とともに酷くなる雨脚と主審のジャッジに左右された試合だった。
主審は俵元希氏。30歳。主審通算経験数は19試合、今季のJ3は9試合目。
前半のジャッジは標準だったと感じるが、折り返した後半の70分過ぎから徐々にブレ始めた。
FW藤沼拓夢が相手DFラインの背後へ出されたボールに抜け出そうと相手DFに手をかければファウル。
栃木が流れやセットプレーからロングボールを蹴り出したときのファーストボールの競り合いで、少しでも相手の態勢を崩せば笛が鳴り、プレーが途切れた。
ゴールを奪わないと勝ち点3が奪えない栃木の選手たちに焦りはあっただろう。多少強引なプレーもあっただろう。
しかし、栃木が狙う攻撃の一手目で安易に吹かれる笛でプレーが止まり、栃木が今季ゴールを量産してきた後半の75分過ぎに猛攻の流れを作れなかった感は否めない。
酷いピッチコンディションゆえに、双方のチームがロングボールを蹴らざるを得ない状況だった。必然的にファーストボールの競り合い、セカンドボールのバトルが勃発しやすい展開で、あれだけ安易に笛を吹かれてはゲームに流れができない。
(残り 3481文字/全文: 4439文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ