【トピックス】シリーズ新加入〈1〉 MF16 平川怜 (25.1.9)
シリーズ新加入〈1〉 MF16 平川怜
あのシュートが決まっていたら、どんな未来が広がっていたのだろう。
2022年11月13日、J1参入プレーオフ決定戦、京都サンガF.C. vs ロアッソ熊本。1‐1で迎えた後半アディショナルタイム、平川怜のシュートはピーター・ウタカの顔面に当たり、次は決めろとばかりにボールが足もとにこぼれてくる。再び右足を振り抜くも右ポストを直撃し、カンッと乾いた音を立てた。熊本のJ1初昇格は夢と散った。
2022シーズンは平川にとってキャリアの重要な節目となった。その夏、FC東京から熊本に完全移籍。試合経験を積むために鹿児島ユナイテッドFCや松本山雅FCでプレーしたことはあったが、いずれも期限付き移籍である。
早くから年代別代表の常連組に数えられる、2000年生まれ世代のトップランナーだ。アカデミー時代を過ごしたFC東京では将来を嘱望され、宝物のごとく大事にされてきた。東京ヴェルディにおいては同い年の森田晃樹のような存在と言える。
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