「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】『ホーム最終戦』 綱島悠斗「中断期間も強度と質にこだわり、準備はできている」11月30日(土) J1第37節 川崎フロンターレ戦 14:00 味の素スタジアム(24.11.26)

綱島悠斗はシーズン中盤以降、試合を重ねるごとに存在感を強めてきた。

綱島悠斗はシーズン中盤以降、試合を重ねるごとに存在感を強めてきた。

■タレント揃いの川崎フロンターレ

ついに2024シーズンのホーム最終戦。11月30日のJ1第37節、東京ヴェルディ(6位)は川崎フロンターレ(13位)と対戦する(14:00 味の素スタジアム)。

第9節のアウェーではスコアレスドロー。このときメンバーに入りながら出場なしに終わった綱島悠斗は心に期するものがある。

「相手は個のクオリティが高く、知っている選手も多い。いまの自分がどれだけ通用するのか楽しみですね」

川崎の前線は特にタレント揃いだ。得点ランク4位の16ゴールをマークする山田新は同年代で、アカデミー時代、そして大学サッカーでもしのぎを削ってきた。

「フィジカルが強く、球際で身体を張れて、裏に抜けるスピードもある。ワンタッチやドリブルからのシュートなど、点を取る形を持っている選手。大学時代と比べて、ひと回りもふた回りも能力が上がっている印象です。(背後のケアに関しては)相手のボールホルダーの状況次第ではありますが、いつもより0.5秒くらい早くラインを上げたほうがいいかも。気持ちよく走らせてはいけない」

快足アタッカーのマルシーニョも警戒の対象である。

「1対1で守りきり、クレバーな対応で失点を防げるか。ああいった速い選手に最初のアプローチで距離を空けてしまうと、中も縦もいける形になる。自分の間合いに持ち込み、縦に仕掛けられたときに身体を入れられるように守りたいです」

今季最後の味の素スタジアムでのゲームだ。多くのサポーターにとって、この試合が生観戦の見納めとなる。

「自分としては今シーズンの成績に納得はしていませんが、やってきたことが少しずつ結果に表れるようになってきたのは感じます。ホーム最終戦で勝ち、いい流れで最終節へ。中断期間も強度と質にこだわったトレーニングを積み、結果を出すための準備はできています」

当日の天気予報は晴れで、予想最高気温は16℃となっている。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
川崎戦は『THANKS FES. 2024 supported by ゼビオグループ』を開催し、コンコースで『ゼビオブース大抽選会』、アジパンダ広場で『サンクスフェス大抽選会』とふたつの抽選会を実施。また、先着1万5000名に『オリジナルシートクッション』をプレゼントする。
「豪華賞品が当たる抽選会や、さまざまな競技を体験できるマルチスポーツキャラバン。また、フードヴィレッジの出店数は今季最大級となっております。今年最後の味スタで過ごす時間を皆さんで楽しんでいただければ」とクラブ関係者。なお、入場者数は2万6000~7000人の見込みとなっている。

[今季の1試合平均入場者数] 20,676人( → 11/20位
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2019年 5,371人
2020年 2,429人(コロナの影響により参考外)
2021年 3,246人(〃)
2022年 4,955人(〃)
2023年 7,982人

●ランド地獄耳●
▼山田剛綺が京都の実家に帰ったとき、母親から必ず持たされるのが黒にんにく。「どう身体に効くのか、ちょっとわかんないっスけどね。たぶんいいんだろうと思って毎日食べています」。スタミナ源のひとつか。
▼お母さんネタでもういっちょ。チームきっての洒落者である千田海人。「僕の服好きはおそらく母譲り。あり得ない量の服を持っていて、こないだ仙台に帰ったときには一緒に古着屋さん回りをしました」。なんて粋な親子。
▼読者プレゼント用のサウナマット、稲見哲行にサインを入れてほしいと頼んだ。ついでに、サウナとは○○とひと言添えてもらえないかと。「がんばった先にいいこと、気持ちよさがあるから」との理由で書き入れた二文字はなんでしょう。

 

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