【無料記事】【トピックス】『6戦負けなしは継続中』 山見大登「ミラーゲームは相手をどうやってはがせるかがカギ」10月6日(日) J1第33節 湘南ベルマーレ戦 16:00 味の素スタジアム(24.10.2)
■山見大登の今季8点目に期待
10月6日のJ1第33節、東京ヴェルディ(6位)は湘南ベルマーレ(16位)と対戦する(16:00 味の素スタジアム)。前節のガンバ大阪戦(1‐1△)、契約の関係で出場できなかった山見大登はいつにも増して元気いっぱいだ。
「僕はレンタルの身ですから、どっちのチームもフラットな目線で見られましたね。先制したガンバが早い時間に引くのはわかっていて、そこからヴェルディがどうやって崩していくのかなと」
およそ半年前、雨中の激闘となった第6節の湘南戦は印象的なゲームのひとつである。前半、ルキアンのゴールで相手に先制を許したが、後半に入って谷口栄斗のヘッド、山見が決勝弾を叩き込んで2‐1の逆転勝ち。じつに5646日ぶりのJ1白星だった。
「前節、湘南は鹿島に逆転勝利(3‐2○)を収めているので、調子づかせないようにしたいです。ミラーゲームは動き出しやワンツーで、どうやって相手をはがせるかがカギ。2対1の形を多くつくれるように意識してゲームに臨みます」
G大阪戦のドローで連勝は4でストップしたが、6戦負けなしは継続中。湘南は残留争いの渦中にあり、タフなゲームが予想されるが、チームを勝利に導く山見の今季8点目に期待だ。
当日の天気予報は曇りで、予想最高気温は25℃となっている。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。
《クラブウオッチ》
湘南戦は『立川市ヴェルディ応援DAY』。同市に在住・在学の方は無料で試合を観戦できる。前売りチケットは着実にベースアップしているホームに加え、ビジターの売れ行きも好調。2万5000人の入場者数を見込んでいるそうだ(※集計に手違いあり、現時点で1万8500人。謹んで訂正します)。
クラブは『東京ヴェルディファン感謝祭2024』を10月20日、または11月3日に開催すると発表した(決定は10月13日のルヴァンカップ プライムラウンド準決勝の結果確定後。第35節のアルビレックス新潟戦の日程次第)。場所は多摩市のLINK FOREST。例年、全日程を終えて交流イベントを催していたが、「終了後の選手は来季に向けての話などが出てきますので、心情的なものに配慮したかったというのがひとつ。また、どうすればファン、サポーターに喜んでもらえる形になるか、総合的に判断してシーズン中の開催を準備してきました。ホームタウンのなかで、雨天でも問題ない場所が条件でしたね」とクラブ関係者は語る。
[今季の1試合平均入場者数] 20,237人( → 11/20位)
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2019年 5,371人
2020年 2,429人(コロナの影響により参考外)
2021年 3,246人(〃)
2022年 4,955人(〃)
2023年 7,982人
●ランド地獄耳●
▼2021シーズン、鹿島アントラーズでプロのキャリアを歩み始めてから、毎年故障に悩まされてきた林尚輝だが、今季はここまで長期の離脱なし。継続してプレーできているのは何よりだ。「食事の工夫やケアを入念にして、あとは東京でひとり暮らしを始めて慣れてきたのが大きいですね」。ついでに大の好物、最後の晩餐のチョイスを訊ねると、「もし人生の最後だったら……母親のつくったメシを食べますよ。料理は何だっていい」。聞きましたか、大阪のおっかさん。
▼2日間のオフ、キャンプを楽しんだのは千田海人、齋藤功佑、谷口栄斗、稲見哲行の4人。「海人くんが何でもできるリーダーで、その右腕がテツって感じです。あのふたりは常連組で息が合っている。ただ、僕も着々と成長して、レベルを上げていますからね。いつかテツのポジションを担うこともあり得ると思います」(齋藤)。読者よ、想像してほしい。たしかにピッチでの齋藤は目配りができてサイコーに気の利く選手だが、キャンプの仕事ぶりでは……。稲見の優位は動かないと見る。要領よく、チャッチャとやってくれそうだもん。