【マッチレポート】J1-32[A] ガンバ大阪戦『その右足にすべてを込めた』（24.9.29）
2024年9月28日(土)
J1第32節 ガンバ大阪 vs 東京ヴェルディ
17:03キックオフ パナソニック スタジアム 吹田
[入場者数]27,424人 [天候]晴、弱風、気温27.2℃、湿度62％
G大阪 1‐1 東京V
前半：0‐0
後半：1‐1
[得点]
1‐0 ダワン（74分）
1‐1 森田晃樹（90+4分）
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK1 マテウス
DF23 綱島悠斗
DF15 千田海人
DF3 谷口栄斗
MF6 宮原和也（82分 松村）
MF7 森田晃樹
MF8 齋藤功佑
MF22 翁長聖（88分 松橋）
FW18 山田楓喜（60分 見木）
FW20 木村勇大（82分 山田剛）
FW9 染野唯月
（ベンチメンバー：GK21長沢祐弥。DF4林尚輝。MF10見木友哉、14チアゴ・アウベス、33松橋優安、47松村優太。FW27山田剛綺）
監督 城福浩
■ガンバ大阪にリードを許す展開
外界と隔てられ、ピッチとスタンドを包み込むように設計されたパナソニック スタジアム 吹田は特有の圧迫感がある。
16年ぶりのJ1で、訪れるのを楽しみにしていた場所のひとつだった。記者席は5階にあり、全体を見下ろせる眺望は申し分ない。われらがホームを誇示する青と黒。上層の一角に設けられたビジター側スタンドを緑が高密度で埋める。
両者得点なく後半に入り、にわかにゲームが動きそうな気配が漂ってきた。
51分、黒川圭介がクロスを入れ、山田康太のヘディングシュートは右に外れる。52分、黒川のシュートはクロスバーを越えた。
55分、木村勇大が連続してシュートを放つが、ディフェンスと一森純に阻まれる。57分、東京ヴェルディは流れるような速攻を見せた。綱島悠斗がファン・アラーノを止め、山田楓喜が木村にボールをつける。逆サイドに展開し、翁長聖のクロスは惜しくも山田楓の頭上を越えた。
ガンバ大阪にリードを許すのは避けなければならない。先制点を欲するのはいつものことだが、このスタジアムでビハインドを背負う苦しさは通常の比ではないように思えた。
（残り 2148文字／全文: 3026文字）
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
最新プレミアムコンテンツ
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ