【トピックス】【練習レポート】『意識から無意識の動きへ』 木村勇大「シュートの際(きわ)にこだわれ、と」(24.9.8)
■やがて、無意識に身体が動くようになる
4日、AGFフィールド(味の素スタジアム西競技場)。全体練習が終了し、クールダウンを行う選手、エクストラのトレーニングを行う選手に分かれた。時間は有限。もたもたしているひまはない。ここではピッチの使用は2時間と厳密に定められている。
森下仁志コーチのもとに染野唯月、木村勇大、白井亮丞が集まり、シュート練習が始まった。ディフェンスに見立てた3本のポールの間から抜け出し、そこへ食野壮磨、稲見哲行がラストパスを供給する。
ボールを引き出す身体の向きをつくり、あるいはプルアウェイしてタイミングを計り、そこには頭に思い描くディフェンスとの駆け引きがある。その都度、「いまの場面はワンタッチだ」「トラップが雑。相手に身体を入れられるぞ」と森下コーチがアドバイスを送った。
前節の柏レイソル戦(3‐2○)、木村は同点に追いつくゴールを豪快に叩き込み、ついにキャリア初の二桁得点に達した。
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