「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】『サマーブレイク明け』 宮原和也「ようやく身体のキレが戻ってきたかなという感じ」8月7日(水) J1第25節 サンフレッチェ広島戦 19:00 味の素スタジアム(24.8.3)

宮原和也にとっては古巣のサンフレッチェ広島戦。広島のサポーターも元気な姿を心待ちにしているはずだ。

宮原和也にとっては古巣のサンフレッチェ広島戦。広島のサポーターも元気な姿を心待ちにしているはずだ。

■今季、2試合とも出場できす

2週間と少しのサマーブレイクを経て、リーグ戦が再開。8月7日のJ1第25節、東京ヴェルディ(9位)はサンフレッチェ広島(5位)と味の素スタジアムで対戦する。

今季、広島にはルヴァンカップ1stラウンド3回戦で2‐3と敗れ、第18節のアウェーでは1‐4の完敗を喫している。広島のアカデミーで育ち、2016シーズンまで在籍した宮原和也は2試合ともコンディションの問題で出場できなかった。

「サンフレッチェは個のレベルが高く、対人で強い選手が多い。ボールを奪ったあと縦に速く、クロスによる攻撃も特長的ですね。自分はどのポジションで出るにせよ、やるべき仕事をきっちりやり、与えられた役割を全うしたいと思います」

ここまで筋肉系のトラブルによる離脱が何度かあったが、夏に入ってからコンディションは上昇一途だ。

「開幕前に左足を故障し、治ったところで右もちょこちょこ痛めたりして、なかなか難しい状況でした。ようやく身体のキレが戻ってきたかなという感じです。チームは9位につけていますが、先を見過ぎることなく目の前の試合で一つひとつ積み重ねていくことが大事。自分たちより上位で強いチームが相手だろうと、勝点3を獲ることだけを考えてゲームに臨みます」

同じチームにやられっぱなしというわけにはいかない。宮原が古巣のサポーターに健在ぶりを示し、雪辱を果たせればなおよしである。

当日の天気予報は曇りで、予想最高気温は32℃となっている。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
今季最後のミッドウィークの開催だ。「現時点、入場者数の見込みは1万人の大台を超え、できれば1万3000人あたりまで伸ばしたいといったところですね」とクラブ関係者。今季、観客動員の最少は金曜開催の第5節、京都サンガF.C.戦(2‐2△)の1万60人となっている。
東京Vの歴史において、味の素スタジアムをホームとした2001シーズン以降、1万人割れがなかった年は一度もない。今回クリアできれば、初の快挙は確実と言える。

[今季の1試合平均入場者数] 20,709人( → 11/20位
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2019年 5,371人
2020年 2,429人(コロナの影響により参考外)
2021年 3,246人(〃)
2022年 4,955人(〃)
2023年 7,982人

●ランド地獄耳●
▼関西学院大三人衆の山見大登、山田剛綺、木村勇大。ひとつ上の山見に対し、ふたりは「ヤマミ」とフランクに呼ぶ。「大学に入って1、2週間ですぐに仲よくなって、あんま考えたこともなかったです。たしか会ったばかりの頃に言われたんですよ。『くん付けとか気持ち悪いからやめてや。ヤマミでええから』と」(山田剛)。「いつの間にかそうなっていました。ヤマミって呼びやすいんで」(木村)。山田剛は「ヘンですかね。ほかの人に話すときは、くん付けにしたほうがいいかな」と言うが、本人がそれでいいってのなら問題ないのでは。
▼5月24日、稲見哲行の盟友である加藤蓮(横浜F・マリノス)に第一子(女児)が誕生した。「めでたいですね。ただ、まだ会わせてもらってないんですよ。おれが育ててやるぐらいの気持ちはあるんですが、『娘の教育に悪いから』って」。抱っこが無理なら、せめて近くで見せてやってくれい。

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ