「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】『連勝を置き土産に』 山田楓喜「開始からフルスロットルで入る。勝ってアジアカップへ」4月7日(日) J1第7節 柏レイソル戦 13:00 味の素スタジアム(24.4.5)

U‐23日本代表に選出された山田楓喜。柏レイソル戦のあとチームを離脱し、アジアカップでパリ五輪の出場権獲得を目指す。

U‐23日本代表に選出された山田楓喜。柏レイソル戦のあとチームを離脱し、アジアカップでパリ五輪の出場権獲得を目指す。

■出場したホームゲームでは2戦2発

前節、湘南ベルマーレを2‐1で破り、ついに16年ぶりのJ1勝利を達成。たしかな自信を手にした東京ヴェルディ(15位)は、4月7日のJ1第7節、柏レイソル(7位)と対戦する(13:00 味の素スタジアム)。

注目は、U‐23日本代表に選出された山田楓喜だ。この試合を最後にパリ五輪最終予選を兼ねるアジアカップ(4月16日から5月3日までカタールで開催)に臨むため、チームを一時離脱する。

「いまは代表のことは頭になく、次のレイソル戦に向けて集中しています。湘南戦は少しコンディションを崩したあとで回復途上だったこともあり、納得できるパフォーマンスを出せずに反省の多いゲームでした。自分のやるべきことをやり抜き、勝ってアジアカップにいきたいです」

ここまで、山田楓は第1節の横浜F・マリノス戦(1‐2●)、第4節のアルビレックス新潟戦(2‐2△)と、出場したホームゲームでは得意の直接フリーキックでゴールを決めている(第5節の京都サンガF.C.戦 2‐2△ は契約の関係で出場できず)。

「以前、アウェーの立場ではやりにくさを感じましたが、自分のホームになってからはいいリズムでプレーできていますね。京都の頃、レイソルとは3、4回対戦しています。今季はこれまでと少し違ったイメージで、チームとして組織的に戦っている印象が強い。昨年、京都で一緒にやった(木下)康介くんやユースの先輩である島村(拓弥)くんとやれるのは楽しみです。開始からフルスロットルでゲームに入るのが大事になってくると思います」

輝く左足のひと振りで、三度スタジアムを沸かせるか。連勝を置き土産にカタールへと旅立ってもらおう。

当日の天気予報は雨のち晴で、最高気温は22℃となっている。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
柏戦は多摩市&立川市ヴェルディ応援DAYで、同市に在住・在勤・在学の方は無料で試合を観戦できる。あじペン広場で展開する『フードヴィレッジ』は初お目見えとなる3店舗を含む、11店舗が出店とさらにパワーアップ。ちなみに16年ぶりのJ1勝利記念グッズについては、「そういうのはちょっと……」とクラブ関係者。視線はすでに次のゲームへと向けられている。そりゃそうか。ずっと使えるものではないし、一時の喜びにとどめるのが大人のたしなみというもの。

[今季の1試合平均入場者数] 26,714人( 4/20位
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2019年 5,371人
2020年 2,429人(コロナの影響により参考外)
2021年 3,246人(〃)
2022年 4,955人(〃)
2023年 7,982人

●ランド地獄耳●
▼この季節、花粉症持ちの選手は大変だ。「今日は(飛散量が)ヤバい」(森田晃樹)、「いわきでは悩まされましたが、東京もなかなかつらい」(河村匠)とそれぞれ鼻をすすっている。薬を服用し、万が一、ドーピング検査に引っかかったら大ごと。そこはメディカルスタッフによって厳重に管理される。
▼「今年から新たな試みとして、専門家のアドバイスを受けるメンタルトレーニングを始めました。自分は気持ちの波が大きく、どんな状況でもブレないようにしたい」と綱島悠斗。現在の東京Vで強メンタルを3人挙げるなら誰か。綱島の回答は明日の【監督・選手コメント】にて。
▼3日、レモンガススタジアム平塚の記者席で「やっと初勝利を放送できます!」と大喜びだったのが応援番組『カモン! ヴェルディ!!』のMC勝野みなみさん。今晩23時からBS松竹東急でオンエア。見逃すな。

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ