「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】『味スタに3万人超の大観衆』 綱島悠斗「すべてのヴェルディファミリーのために」11月26日(日) J1昇格プレーオフ準決勝 ジェフユナイテッド千葉戦 15:00 味の素スタジアム(23.11.22)

プロ1年目から34試合2得点。重要な戦力となった綱島悠斗。

プロ1年目から34試合2得点。重要な戦力となった綱島悠斗。

■自分たちの力でJ1に上げられるチャンス

J2最終節の大宮アルディージャ戦(2‐0○)、均衡を破ったのは東京ヴェルディの電光石火のロングカウンター。自陣深い位置での綱島悠斗のパスカットから始まり、ボールをつなぎながら一気に攻め込み、最後の仕上げも綱島だった。城福浩監督が「ボールホルダーに寄せて、足に引っかける能力がある」と語る特長がよく発揮されたシーンでもある。

「相手との距離感は常に意識していますね。距離を把握し、いいタイミングで詰めることができればボール奪取できる」と綱島は言った。

11月26日のJ1昇格プレーオフ準決勝、レギュラーシーズン3位の東京Vは同6位のジェフユナイテッド千葉と対戦する(15:00 味の素スタジアム)。今季、千葉とは1勝1敗。直近の対戦(第39節)では、東京Vが3‐2の大逆転勝利を収めている。

「全員の技術が高いことに加え、怖さも持っているチーム。次の試合、自分がどんな形で起用されるかはわかりませんが、求められることはいつもと同じです。守備の強度を高く、ボールを取って攻撃に転じたらゴール前に入っていく。アグレッシブなプレーを心がけたいです」

2000年生まれの綱島は、東京VのJ1時代を知らない世代だ。新しい歴史の扉を開ける絶好のチャンスである。

「アカデミーにいた頃からヴェルディはずっとJ2で、今回、自分たちの力でJ1に上げられるチャンスが目の前にある。そのあたりは相手も同じで、気持ちが入っているでしょうね。ユースやジュニアユースの後輩たちを含め、すべてのヴェルディファミリーを笑顔にするために勝ちたい。それだけです」

激戦が予想されるプレーオフを勝ち抜き、最高のルーキーイヤーにしてもらいたい。

試合当日の天気予報は曇時々晴で、予想最高気温は10℃、最低気温は3℃(!)。厳重に着込んで来場されたし。チケットのご購入はヴェルディチケットまで。

《クラブウオッチ》
チケットの売れ行きは好調で、「販売開始から初速がよく、上層スタンドを開けるのは早い段階で決まりました。全体で3万人を超える見込みです」とクラブ関係者。J2における過去最多のホーム入場者数は、2010年11月14日、J2第34節の千葉戦(1‐2●)の2万5110人で、これを大幅に更新するのは確実だ。最高の舞台が整い、あとは結果を出すだけである。
※J2における過去最多は、2011年5月4日、J2第10節のFC東京戦(0‐0△)の2万8832人でした。謹んで訂正します。ご指摘感謝!

[今季の1試合平均入場者数]7,982人( → 8/22位)
過去5シーズンの1試合平均入場者数
2018年 5,936人
2019年 5,371人
2020年 2,429人(コロナの影響により参考外)
2021年 3,246人(〃)
2022年 4,955人(〃)

●ランド地獄耳●
▼アスリート能力の高さではチーム屈指の山田剛綺。スポーツ一家で育ったのを勝手に想像していたが、どうやら見当違いだったようで。「父は精進料理の板前さんで、何か競技をやっていたとは聞いたことがないです。兄はサッカーをやっていましたがそこまで高いレベルではなく、妹に至ってはスポーツは全然。唯一、母が『私は足が速かった』と言っていましたけど、実際に走っているのを見たことがないんでね。はたして本当かどうか」。おそらくは母譲りの運動能力。あるいは突然変異の可能性も。
▼決戦前の3日間のオフ、平智広は家族サービスに勤しんだ。「つくし野にあるフィールドアスレチックにいったり、スイミングスクールで泳ぐのを見たりして過ごしましたね」。2男1女の父。ディフェンス同様、父親ぶりも安定感がありそう。
▼プレーオフ出場が決まり、後藤雄一マネージャーのもとにはかつての所属選手たちから「試合を観にいきたいんだけど」と問い合わせの連絡がバシバシ入っている。「ここ十数年のいろんな選手たち、みんな気にしてくれてるんですね。うれしいなあ」と後藤マネは感慨深げだ。スタジアムで意外なOBに会えるかも!?

 

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