「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2-14[A] V・ファーレン長崎戦のポイント(23.5.7)

練習の合間、言葉を交わす城福浩監督と江尻篤彦強化部長。現場と強化部が連携を取りながらシーズンは進行していく。

練習の合間、言葉を交わす城福浩監督と江尻篤彦強化部長。現場と強化部が連携を取りながらシーズンは進行していく。

左サイドから突破を見せた東京Vユースの川村楽人(2年)。注目に値するアタッカーだ。

左サイドから突破を見せた東京Vユースの川村楽人(2年)。要注目のアタッカーだ。

J2第14節、4位の東京ヴェルディ(勝点23/7勝2分4敗 得失点+11)は、2位のV・ファーレン長崎(勝点26/8勝2分3敗 得失点+12)と14時からトランスコスモススタジアム長崎で対戦する。5連勝と勢いに乗る長崎のホームに乗り込み、東京Vはどのような戦いを見せるのか。

■いまの状況は大チャンス

世間はゴールデンウイーク。J2第13節ジュビロ磐田戦(0‐0△)の翌日は、東京ヴェルディユースとの合同トレーニングとなった。「今日は人数が多いですよ。最後にゲームもやります」と笑顔の城福浩監督。苦肉の策ではあるが、どうせやるなら面白がってやったほうがよい。

眞中幹夫強化副部長から「ヴェルディでは昔からユースとよくやってたんですか?」と訊かれ、「いえ、練習からがっつり一緒にというは憶えがないです」と僕は答える。「トップからアカデミーまでが同じ方向を向いて取り組むのはいいことですね。城福さんはクラブ全体のことを考え、こういった場を意識的につくっているのだと思います」というのが眞中強化副部長の見立てだ。

トップ対ユースのゲーム。奈良輪雄太をひゅっとかわし、縦に抜け出た選手がいた。あれが噂に聞く川村楽人(2年)か。楽しむ人と書き、ガクトと読む。U‐17日本代表候補のサイドアタッカーである。

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