「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-7[H] 大宮アルディージャ戦『弛みなしの4連勝』(23.4.2)

2023年4月1日(土)
J2第7節 東京ヴェルディ vs 大宮アルディージャ
15:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]5,683人 [天候]晴、弱風、気温20.3℃、湿度24%

東京V 1‐0 大宮
前半:0‐0
後半:1‐0
[得点]
1‐0 深澤大輝(65分)A宮原和也1
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK1   マテウス
DF6   宮原和也
DF16 山越康平
DF5   平智広
DF2   深澤大輝
MF7   森田晃樹(79分 山田)
MF13 林尚輝
MF26 加藤蓮(69分 綱島)
FW29 河村慶人(79分 M・エンゲルス)
FW11 阪野豊史(46分* V・バイロン)
FW4   梶川諒太(60分 齋藤)
(ベンチメンバー:GK41飯田雅浩。MF8齋藤功佑、18バスケス・バイロン、23綱島悠斗。FW14マリオ・エンゲルス、27山田剛綺、30佐川洸介)

監督 城福浩

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■悪いなりにしのげる我慢強さ

あれ、なんかヘンだぞと異変を感じ取るまでそう時間はかからなかった。

ゲームの立ち上がり、左右からクロスを放り込んで攻撃を仕掛けていた東京ヴェルディだったが、徐々に大宮アルディージャにボールを持たれ、奪い返してもなかなか前進できない時間が続いた。

城福浩監督は相手のボールホルダーにプレッシャーがかかっていない状態を「オン」。プレッシャーをかけて制限が効いている状態を「オフ」と定義し、チームの共通言語として使用されている(今回は説明を省くが、パスの受け手にも「オン」と「オフ」がある)。

大宮に決定機こそつくらせなかったが、「オン」の状態で自由に蹴らせているシーンが多すぎた。が、いまの東京ヴェルディは多少の不具合を抱える程度では慌てない。

90分の勝負だ。思いどおりにゲームを進められないならば、失点のリスクを回避して事態が好転するまで耐える我慢強さを持っている。

前半の半ばに差しかかったタイミングで、城福監督はテコ入れを行った。

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