「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2-5[A] 藤枝MYFC戦のポイント(23.3.19)

前節の徳島ヴォルティス戦(2‐0○)で今季初ゴールを決めた梶川諒太。鮮やかな直接フリーキックだった。

前節の徳島ヴォルティス戦(2‐0○)で今季初ゴールを決めた梶川諒太。じつに鮮やかな直接フリーキックだった。

J2第5節、6位の東京ヴェルディ(勝点7/2勝1分1敗 得失点+2)は、8位の藤枝MYFC(勝点6/2勝0分2敗 得失点+1)と14時から藤枝総合運動公園サッカー場で対戦する。狙うはアウェー連勝だ。

■チーム力を底上げしていくために

先週、徳島日帰りと翌日豪雨のトレーニングマッチのダブルコンボはガツンときた。さすがにこれは負荷が高いぞと、もうぐったりである。

むろん、コロナで取材がままならず、原稿書きに苦しんでいた日々を思えば天国だ。昨年まではオンラインばかりで、仕事をしている感じがせんのうと気が滅入った。

現状、ファンサービスの観点からも公開できるトレーニングマッチは貴重である。チームの様子を観察できる機会が多いのはありがたい限りだが、それにしたってシーズン序盤はこんなに練習試合を組むのか。城福浩監督はフフッと笑いながら言った。

「できるうちにチームの底上げをしておきたいのでね。連戦が始まったり、故障者の状況のよっては練習試合をやりたくてもできなくなる。ハードなスケジュールに合わせ準備をするスタッフは大変ですが、よく対応してくれて感謝しています。われわれは42試合を見据えた仕事をしていて、終盤にラストスパートをかけられるチームにならなければいけない。そのためには必要なことです」

弱音を吐いていた自分に往復ビンタである。

つくづく、監督はタフでなければ務まらない。そのうえ練習が終われば、寸暇を惜しんでボール回しをやろうとする。

(残り 1285文字/全文: 2020文字)

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