【練習レポート】第2次静岡キャンプレポ4日目 奈良輪雄太「コンディションはめっちゃいい」(23.1.29)
■ベテラン陣はひとりも離脱せず
東京ヴェルディの第2次静岡キャンプ(清水ナショナルトレーニングセンター/J-STEP)4日目、今日も午前と午後の2部練である。
午前はフィジカルトレーニングが中心。カウンターアタックの攻防を織り交ぜたセッション、3対2の応酬はじつに見応えがあった。見ているだけのこちらはラクなものだが、スプリントを繰り出しながら頭をフル回転させる選手たちはかなりキツそうである。
午後はポゼッションのトレーニングがメインに据えられた。かといってボールを持つことに囚われるのではなく、「(プレスにハメられて)大きく蹴るのであれば、広がっていたところから即座にボール方向へと動き、コンパクトになること。ボールの取り合いで負けてはならない。そこの意思統一をはっきりさせよう」と城福浩監督。トレーニングにおいてありがちな、手段が目的にすり替えられることはない。
連日、ハードなトレーニングが続き、けが人が出ているが、ベテラン陣は総じて元気だ。ひとりの離脱者も出さず、奈良輪雄太もまた日々フルメニューをこなしている。
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