「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【トピックス】検証ルポ『2022シーズン 緑の轍』第六章  森田晃樹「身体が勝手に動いた感じでしたね」(22.12.12)

森田晃樹は攻撃を司り、守備面でも貢献度高し。チームに欠かせない選手であることを印象付けた。

森田晃樹は攻撃を司り、守備面でも貢献度高し。チームに欠かせない選手であることを印象付けた。

第六章 森田晃樹「身体が勝手に動いた感じでしたね」

■アクシデント続きの7月

7月10日、J2第26節の大宮アルディージャ戦。メンバー外となった居残り組は長島裕明コーチのもと、10時からランドでトレーニングを行った。そのひとり、練習から引き上げてきた深澤大輝に「これから大宮に向かってくれ」と要請が入る。幸いにして近場のアウェー、キックオフ時刻は19時だ。

緊急事態だった。

それを知る由もない僕は、発表された大宮戦のメンバーリストを見て声を失う。佐藤凌我、杉本竜士、井出遥也、バスケス・バイロン、加藤弘堅、ンドカ・ボニフェイス、山越康平、マテウスなど、そこにあるはずの名前がない。センターラインをごっそり欠く陣容となっていた。

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