「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【トピックス】2022シーズン総括 城福浩監督「あるべき姿を追求していかなければならない」(22.11.1)

城福浩監督の本気がクラブを変える。

城福浩監督の本気がクラブを変える。

■すべての敗戦は悔しいが、なかでも一番悔しかったのは

2022シーズンの終盤、東京ヴェルディは6連勝&5試合連続クリーンシートで最後まで駆け抜けた。一時は14位まで順位を落としながら一気に追い上げ、最終節の手前までJ1参入プレーオフ出場の可能性を残したが、結果は9位となった。

今季の戦いをどのように捉えているのか。城福浩監督に訊いた。

「指揮を執ったリーグ戦の後半と天皇杯、短い間にさまざまな景色が見えました。皆さん、最後のほうが記憶に濃く、1試合の場合はラスト10分の印象が強くなりがちですが、私たちは90分+アディショナルタイムのトータルで考える習慣が身についています。事がうまく運んだときより難しい状況に陥ったときの出来事こそを忘れない。そこに問題意識を持ち、6連勝で終われて何となくよかったなとはまったく思ってないです」

(残り 2208文字/全文: 2655文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ