【マッチレポート】J2-27[H] 徳島ヴォルティス戦『1点の重さ』(22.8.25)
2022年8月24日(水)
J2第27節 東京ヴェルディ vs 徳島ヴォルティス
19:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]1,918人 [天候]雨時々曇、無風、気温22.6℃、湿度90%
東京V 0‐1 徳島
前半:0‐1
後半:0‐0
[得点]
0‐1 杉森考起(45+2分)
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK1 マテウス
DF32 宮本優(46分* 馬場)
DF16 山越康平
DF3 ンドカ・ボニフェイス
DF26 加藤蓮
MF4 梶川諒太(57分 石浦)
MF17 加藤弘堅(76分 阪野)
MF25 稲見哲行
MF34 西谷亮
MF9 杉本竜士(46分* 河村)
FW27 佐藤凌我(46分* 染野)
(ベンチメンバー:GK31高木和徹。DF15馬場晴也、23谷口栄斗。MF14石浦大雅。FW13阪野豊史、29河村慶人、30染野唯月)
監督 城福浩
■痛すぎた前半終了間際の失点
前半アディショナルタイムに入り、加藤弘堅が「あと何分ですか?」と佐藤誠和主審に訊ねると、「あとワンプレーだよ」と返ってきた。ひとまず0‐0で折り返して仕切り直したい東京ヴェルディにとっては、一刻も早くハーフタイムに入る笛を吹いてほしい状況だ。しかし、そこでゲームは動く。
東京Vの右サイド、後ろ向きになってキープする児玉駿斗に稲見哲行がタイトに寄せたが、ヒールキックで股抜きのパスを通された。杉森考起がドリブルを仕掛け、宮本優が対応する。縦に誘導しようとした宮本は、杉森の鋭いカットインにステップワークで後れを取る。右足のシュートはマテウスの頭上を破り、ネットに突き刺さった。
この1点は重い。時間帯、相手関係、東京Vの置かれる状況、あらゆる意味で。今季、徳島ヴォルティスの失点数はリーグ最少の25。唯一、20点台に抑えているチームだ。勝利を挙げた6試合はすべてクリーンシートで、半分が1‐0で相手を下していた。
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