「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐19[H] 大宮アルディージャ戦のポイント(22.5.28)

佐藤凌我は仕事の幅を広げ、プレーのクオリティを着実に上げている。

佐藤凌我は仕事の幅を広げ、プレーのクオリティを着実に上げている。

J2第19節、12位の東京ヴェルディ(勝点23/6勝5分7敗 得失点0)は、20位の大宮アルディージャ(勝点17/4勝5分9敗 得失点-11)と18時から味の素スタジアムで対戦する。相馬直樹新監督が就任した大宮をどう迎え撃つのか。

■佐藤凌我の悔い

「自分がチャンスを決められていれば……。その反省ばかりが残るゲームでした」

佐藤凌我は前節のツエーゲン金沢戦(1‐3●)をそう振り返った。多彩な攻撃を仕掛け、何度もゴールに肉薄しただけに余計にそう思うのだろう。

3分の決定機はそのなかでも最たるものである。佐藤凌は中盤に落ちて攻撃の組み立てに関わり、サイドを変え、最後はゴール前に進出して山本理仁のパスをスルー。杉本竜士のシュートはクロスバーを大きく越えた。

「ああいった場面をもっと増やしていきたい。自分ではまだまだ質が足りないと感じますが、日々の練習の成果が出ている手応えはあります。相手を押し込めてはいたので、どこかで決められる気持ちがあった。ここで点を取らなければ次はないぐらいの覚悟で臨むべきでした」

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