「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐16[H] 水戸ホーリーホック戦のポイント(22.5.14)

今季の新人で、A契約一番乗りを果たした谷口栄斗。立派!

今季の新人で、プロA契約一番乗りを果たした谷口栄斗。立派!

J2第16節、6位の東京ヴェルディ(勝点22/6勝4分5敗 得失点+4)は、18位の水戸ホーリーホック(勝点16/4勝4分7敗 得失点-2)と15時から味の素スタジアムで対戦する。勝利とともに、8試合ぶりのクリーンシートも目指したい。

■センターバックの一角に定位置をつかむ

東京ヴェルディは13日、谷口栄斗とプロA契約を締結したと発表。J2第13節のファジアーノ岡山戦(1‐2●)の時点で、締結の条件であるJ2試合出場900分(J1は450分、J3・JFLは1,350分)を満たしていた。

仮に、今季の新人6選手を並べ、開幕前の段階で「プロA契約到達レース」をSBGが主催していたらどうだったか(しませんけどね)。想定オッズは、開幕スタメンが濃厚だった加藤蓮がダントツの1番人気だ。稲見哲行と河村慶人が続き、途中出場の機会が多く見込まれ時間をこつこつ伸ばせる分だけ河村のほうがやや有利と見ただろう。谷口は宮本優とともに離れた4番手である。

センターバックは、平智広、ンドカ・ボニフェイス、山越康平と実績のある選手がおり、3年目の馬場晴也、さらには加藤弘堅が加わってくる可能性もあった。ルーキーがいきなり定位置をつかむのはいかにも厳しい。基本的にフル出場が前提という難しさがある。

よって、谷口が第2節の栃木SC戦(3‐0○)でプロデビューし、以降もポジションを他に譲ることなくA契約一番乗りを果たしたのは、僕にとって小さくないサプライズだった。

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