「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-11[H] ジェフユナイテッド千葉戦『ひとまず連敗ストップ』(22.4.24)

2022年4月23日(土)
J2第11節 東京ヴェルディ vs ジェフユナイテッド千葉
14:02キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]5,110人 [天候]晴、弱風、気温24.8℃、湿度48%

東京V 1‐1 千葉
前半:0‐0
後半:1‐1
[得点]
0‐1 高木俊幸(52分)
1‐1 佐藤凌我(81分)A杉本竜士2
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK31 高木和徹
DF16 山越康平(76分 杉本)
DF15 馬場晴也
DF23 谷口栄斗
MF14 石浦大雅(60分 森田)
MF6   山本理仁
MF4   梶川諒太(70分 阿野)
MF2   深澤大輝(60分 加藤蓮)
FW19 小池純輝(70分 V・バイロン)
FW27 佐藤凌我
FW10 新井瑞希
(ベンチメンバー:GK21長沢祐弥。DF3ンドカ・ボニフェイス、26加藤蓮。MF7森田晃樹、9杉本竜士、18バスケス・バイロン、20阿野真拓)

コーチ(監督代行) 長島裕明

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■佐藤凌我、3戦連発で今季5得点

セカンドハーフの半ばを過ぎても、東京ヴェルディにシュートはなかった。

前半も、32分にコーナーキックから小池純輝の放ったダイレクトボレーと、37分に左サイドをパスワークで打開して佐藤凌我が打ったシュートの2本のみ。いずれも枠を捉えられていない。

ゲームはジェフユナイテッド千葉が1点をリード。試合前日、堀孝史監督が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、代わりに指揮を執った長島裕明コーチは52分の失点以降、矢継ぎ早に交代カードを切っていった。60分、70分に2枚替え。そして76分、最後に残った1枚を杉本竜士に託す。

結果、杉本の投入がゲームを動かすことになる。

81分、馬場晴也が縦パスを打ち込み、杉本がフリック。走り込んできた佐藤凌我がこれを受け、左足でシュートを突き刺した。

「3人目の動きで入っていくのはよくやっている形。前半にシュートを外していたのもあり、今度こそしっかり決められるようにと。杉本選手は自分が動いたところを見てくれているので、いいボールをもらってあとは決めるだけでした」(佐藤凌)

左足の得点は初かと思われたが、実際は見当違いも甚だしい。あとで調べてみると、佐藤凌がプロ初ゴールをマークした2021年4月4日のJ2第6節水戸ホーリーホック戦(2‐1○)の2得点はともに左足である。それ以来の左足のゴールだから珍しいことに変わりはないが。

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