【マッチレポート】J2-10[A] レノファ山口FC戦『この連敗をどう生かすか』(22.4.18)
2022年4月17日(日)
J2第10節 レノファ山口FC vs 東京ヴェルディ
14:03キックオフ 維新みらいふスタジアム
[入場者数]3,234人 [天候]晴、弱風、気温23.1℃、湿度20%
山口 3‐1 東京V
前半:1‐0
後半:2‐1
[得点]
1‐0 田中渉(41分)
1‐1 佐藤凌我(62分)Aバスケス・バイロン3
2‐1 石川啓人(67分)
3‐1 高木大輔(74分)PK
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK31 高木和徹
DF16 山越康平(77分 井出)
DF15 馬場晴也
DF23 谷口栄斗
MF7 森田晃樹
MF6 山本理仁
MF4 梶川諒太(72分 石浦)
MF26 加藤蓮(85分 深澤)
FW18 バスケス・バイロン(72分 小池)
FW27 佐藤凌我(85分 杉本)
FW10 新井瑞希
(ベンチメンバー:GK41佐藤久弥。DF2深澤大輝、3ンドカ・ボニフェイス。MF8井出遥也、9杉本竜士、14石浦大雅、19小池純輝)
監督 堀孝史
■一時は同点に追いつくも
5試合ぶりの出場となった高木和徹が中にボールを通し、加藤蓮がフリック。梶川諒太、新井瑞希とパスをつなぎ、森田晃樹が左サイドのスペースに抜け出した。
「中にチラッと目を向けると、手前に(佐藤)凌我くん、その奥に(バスケス・)バイロンが見えた。感覚的に手前だと点にならない気がしたので、奥のバイロンを狙いました」(森田)
森田の直観力、一瞬で下したこの判断は正しい。手前を選択していれば、パスコースに入ってきていたヘナンにクリアされていた。
森田の左足のダイレクトパスを受け、V・バイロンは巧妙に相手と距離を取って中央にラストパス。小さくバックステップを踏んで空間をつくっていた佐藤凌が、難なくゴールに蹴り込んだ。
「晃樹からパスをもらうつもりで走りましたが、そのあとはバイロンがシュートを打った場合のこぼれ球、パスがきたときに備えて準備しました。いいところにボールを置いてくれたので、自分は決めるだけでしたね」(佐藤凌)
62分、最後方からの一切むだのない鮮やかな速攻が決まった。1‐1の同点に追いつき、東京ヴェルディの気勢が上がる。逆転のシナリオが描かれたように見えたが、とうとうこの得点が最後となった。
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