【無料記事】【トピックス】若狭大志「あんなに悔しかったことはない。とにかく、勝ちたいです」 9月19日(日) J2第30節 アルビレックス新潟戦 18:00 味の素スタジアム(21.9.17)
■0‐7の屈辱的な大敗
19日のJ2第30節、東京ヴェルディ(10位)はアルビレックス新潟(3位)と味の素スタジアムで対戦する。前回の対戦、3月27日のJ2第5節では0‐7の屈辱的な大敗を喫した相手だ。
雪辱を期す思いはいかばかりか。若狭大志は言う。
「あんなに点を取られて負けたゲームは記憶にないですね。僕自身も2失点に絡み、途中で下がることになって一番悔しく、いやな思い出になっている試合。みんな、やり返してやろうという気持ちはあるでしょうが、冷静さを保ちながら戦うのが大事になってくると思います。とにかく、勝ちたい」
前節、東京Vは松本山雅FCを2‐0で下し、9試合ぶりの勝利を収めた。渇望する勝点3をつかんだのはもちろん、クリーンシートで飾れたのも大きい。
「勝てない間も攻撃陣はずっと点を取ってくれていて、後ろが失点を重ねていたので申し訳ない気持ちでした。松本戦は全体でいい声を掛け合い、サポーターの力もあって一丸となって戦えた試合。前線からの守備の連動をはじめ、この前できたことを次の新潟戦でも出したいです」
この夏、8試合に及ぶアウェーロードの反動で、残り13試合のうち8試合はホームゲーム。今季3回目の連勝を目指し、引き続き味の素スタジアムで戦えるのは好材料だ。
「あらためて、ホームでやれるのは違うものだなと。やはり応援してくれる人の存在ですかね。プレーしていて雰囲気がいいんですよ」
前節の松本戦、その前の大宮アルディージャ戦(1‐2●)と、若狭はセットプレーの流れから決定機に絡んでいる。今季、得点はまだなく、そろそろ一発が出てもおかしくない。
「周りは僕の動き方をわかっていて、チャンスをつくってくれている。要は、自分のヘディングの技術不足。次こそはしっかり決めないと」
攻守にわたって貢献し、新潟へのリベンジ成功となれば、苦い記憶をきれいに上書きできるはずだ。